2008年1月30日水曜日

熊とワルツをを読んだ

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最近、プロジェクト管理本にはまっている。
というのも、なんとかアジャイルな感じでプロジェクト管理ができないかなぁと思っている訳で、
まずは、世の中の最近の常識をサーベイしようと言う試みだったりする。

今の部署では、リスク管理とかスケジュールのバッファとかが完全に個人のノウハウとして使われているので、その上のマネージャからは見えていない。マネージャ側から見ても、人によってどれくらいバッファをとるかを知った上でマネージメントしているという具合。

今後、プロジェクトをもっと定量的に分析したり、振り返ったりするならもう少しちゃんと管理しないと度しようもない。プロジェクト管理を個人のノウハウのかたまりにしていては、いつまでたっても安定しないし、人間依存になってしまう。

というわけで、熊とワルツ。
まずは、リスク管理とバッファの取り方をある程度根拠に基づいて示しましょうということをわかりやすく説いている良書だと思う。もし、部署のマネージャがリスク管理って何?そんなのいいからやれ!という方、ぜひ読んでもらったらいいと思う。読みやすいから、どんな人でも1週間もあれば十分かな。

しかし、リスクを見積もるにも、ある程度似たようなデータがないとうまくいかない。開発チームならいいけど、研究部門の場合は結構むずかしいかもしれない。