2008年8月11日月曜日

SAKURA にgit をインストール、しかし上手くSAKURA更新できない

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だいぶまえからローカルのMACBOOKでは、subversionからgitに移行してたんですが、ぼちぼちgitの恩恵にあずかるべく他のPCでも分散開発したいなということで、借り殺ししているSAKURAのサーバにgitを導入してみました。

サクラのレンタルサーバーでgitを使うを参考にインストール。

サーバへのインストールと動作確認
% wget http://kernel.org/pub/software/scm/git/git-1.5.5.6.tar.bz2
% tar -xjvf git-1.5.5.6.tar.bz2
% cd git-1.5.5.6
% ./configure --prefix=$HOME/local
% gmake
% gmake install
% cd
% mkdir ~/work/app.git
% cd ~/work.git
% git init

とりあえず、gmakeで一発でさくっとインストール成功。
ローカルですでに作成済みのプロジェクトをインポートするため受け入れようのからプロジェクトを作っときました。ちなみに、$HOME/local/binにpathが通ってる必要があります。

ローカルのプロジェクトをpush
%cd ~/work/app.git
%git remote add origin ssh://yourname@hoge.sakura.ne.jp/home/yourname/work/app.git
%git push origin master

という感じで、remoteを設定してSAKURA側へpush。
ここまではいい感じです。

しかっし、サーバ側で更新を確認してみると。。。
%git status
# On branch master
# Changes to be committed:
# (use "git reset HEAD ..." to unstage)
#
# deleted: README
# deleted: Rakefile
# deleted: Rakefile~
# deleted: app/controllers/application.rb
# deleted: app/controllers/application.rb~
# deleted: app/controllers/pages_controller.rb
# deleted: app/controllers/pages_controller.rb~
# deleted: app/controllers/slides_controller.rb
# deleted: app/controllers/slides_controller.rb~
# deleted: app/helpers/application_helper.rb
# deleted: app/helpers/application_helper.rb~
# deleted: app/helpers/pages_helper.rb
# deleted: app/helpers/slides_helper.rb

みたいな感じでdeleteの嵐。ディレクトリを確認してみると確かに更新されてない。でも、git logでは、正常にcommitログが更新されている様子。
どうやら、git initした直後のような変更を加えたように誤認されている様子。ハンガリーのMACBOOKから日本のSAKURAにpushしたから?
とりあえず原因は不明なわけですが、対策は簡単。

ローカルからpushした状態にもどす
%git reset --hard HEAD
HEAD is now at a0d75fc for sure

とすると無事にローカル側でコミットした状態にもどせます。しかし、現状、毎回これしないといけないのがめんどくさい。gitの使い方間違えているんだろうか?
もう少しまじめに勉強しないといけないっすね。

2008年8月9日土曜日

技術力の進歩は、世の中に真の平和を生み出すか?

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いろいろなWeb上でいろいろなサービスを無料で利用でき、情報はものすごく安く手に入るようになってきたけど、そのうちあらゆる物が無料で手に入るような方向に進んでいくのだろうか?

"a world's clearly a better place. individuals can now do things that only large groups of people with lots of money could do before -- Steve Jobs"

大昔、自然からの恵みを享受してきた僕たちだけど、いつかお互いが助け合いそれを享受しあうような社会になっていくのかもしれない。と、「ウェブ時代の5つの定理」のなかのスティーブジョブズの言葉を読んで思った。



物の価値の偏り、貧富の差、世の中は偏ってるけど、それは、物の価値の局所的な偏りをうまく利益に結びつけることによって得た偏りなんだと思う。もし、世の中が本当にフラットになったときに、その偏りはどんどん得にくくなって、利益の分配もフラットになっていくのだろうか?

現状は、世の中がフラットになる過程で急速に流れたマスの流れをつかんだ人たちが莫大な利益を得ているわけで、偏りはより大きくなってる。その利益に群がる形で、フラット化の波はきっと進んでいくんだろうと思う。その次は何が起こるだろう?フラット化してお互いが与えあう基盤が確立すれば、フラット化の基盤を押さえた者とその他のお互いに与えあうものの2つに収束していくのかもしれない。

とはいえ、たとえばエネルギーが無料になるためには、イノベーションがまだまだ必要なわけで、きっとあらゆるものがフラット化するためにはあらゆる分野においてイノベーションがまだまだ必要なんだろう。そして、フラット化を阻む既得権益者とも戦わなきゃ行けないだろう。でも、そのフラット化が人々に取って幸せをもたらすものなら、きっとその方向に進んでいく力は止まらない。そこに技術があれば。ミクロに見れば、同じように膨らむマスから利益を得ることができるからかもしれないけど。

ITは、情報流通、コミュニケーションという面でフラット化を進めたのかもしれない。本来人間の人間たるゆえんは、情報処理能力の高さであって、その力をさらに飛躍的に向上させるという点でITは進むべくして進歩して来たんだと思う。ただ、この情報のフラット化の先にはなにがあるんだろう。単に便利になった世の中と基盤をもつ企業が安定して存在するのだろうか。

ITだけじゃなくその他の分野でもフラット化を目指すといいのかなと言う気はしてきた。そこに次の大きなチャンスはあるのかもしれない。結局世の中の幸せを追求することが、大きな何かにつながるのかもしれない。

2008年6月2日月曜日

TODO管理とメモと同期:howm

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最近のハマりものは、howmっていうメモ+TODO管理用のemacsアプリなんですが、
これが、自分の好みにバッチリ。(いまさらかしら。)

仕事上のPCと私生活用のPCが別だけどTODOとメモを共有したいなぁと思ってたわけですが、
Gmailを使ったり、RememberTheMilk(RTM)使ったり、GoogleNote使ったり、ブログ使ったり、いろいろ試してきたわけですが、なんかいまいちしっくり来なかったところ、ついに見つけたって感じです。

詳細はまた書きますが、unisonっていう同期ソフトを使って、職場のXPと自宅のMac Bookと外部の私用サーバで同期して使ってます。(こちらを参考に構築)いま一ヶ月くらいになりますが、かなり上手く回ってる感じ。

よいところは、
+ いつも開いてるemacsからラグなしで使える。
+ メモ中に思いついたら、そのまま自然言語でTODOが書ける。
+ 一つのメモに複数のTODOが書ける。
+ 適当に書いたTODOもあとでメニューでちゃんと適切に管理できる。
+ 締め切り、予定、覚え書き、TODOなんかの優先度をつけると、あとで一覧時の並び方が絶妙。
+ メモ間のリンクも超簡単に貼れる。
いまいちなところは、
- 操作を覚えるのに、2時間くらいかかる。
- emacs環境ないと使えない。
- メニューがちょっとごちゃごちゃしてるので、カスタマイズ必要。
くらいでしょか。まぁ、emacsだからしょうがないか。


書き散らしタイプの私にはかなり良い感じ。思いついたら、Todoに落として、さっさと頭から追い出して仕事に集中できるのがいいところかもしれない。

あとは、携帯から使えれば最強だな。

2008年5月31日土曜日

beautiful and original product designs

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beautiful-and-original-product-designsという記事を見た。これすごいね。クリエイティビティを刺激された。
なんか仕事を管理するだけのつまらないシステムを作っていてはだめだ。

これを見ると、数年後にはマルチタッチのマウスレスな新しい操作デバイスが本当にトレンドになってきそうな予感がする。世の中は、そうしたいと本当に思う人が多くなればなるほど、その方向に向かうから面白い。

あと、ピーナツバターのジャーなんかも感動した。

とりあえず思ったのは、もっと、おもしろいわくわくするようなものを作らないと!!ってことです。

enjoy life and work!!

2008年5月30日金曜日

Engneer vs Manager

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これ笑った。
http://www.poeticexpressions.co.uk/POEMS/Engineer%20v%20Manager.htm

しかし、マネジャーも大変なんだと思うけど、結果的に本末転倒になることが多いのかも。

2008年1月30日水曜日

熊とワルツをを読んだ

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最近、プロジェクト管理本にはまっている。
というのも、なんとかアジャイルな感じでプロジェクト管理ができないかなぁと思っている訳で、
まずは、世の中の最近の常識をサーベイしようと言う試みだったりする。

今の部署では、リスク管理とかスケジュールのバッファとかが完全に個人のノウハウとして使われているので、その上のマネージャからは見えていない。マネージャ側から見ても、人によってどれくらいバッファをとるかを知った上でマネージメントしているという具合。

今後、プロジェクトをもっと定量的に分析したり、振り返ったりするならもう少しちゃんと管理しないと度しようもない。プロジェクト管理を個人のノウハウのかたまりにしていては、いつまでたっても安定しないし、人間依存になってしまう。

というわけで、熊とワルツ。
まずは、リスク管理とバッファの取り方をある程度根拠に基づいて示しましょうということをわかりやすく説いている良書だと思う。もし、部署のマネージャがリスク管理って何?そんなのいいからやれ!という方、ぜひ読んでもらったらいいと思う。読みやすいから、どんな人でも1週間もあれば十分かな。

しかし、リスクを見積もるにも、ある程度似たようなデータがないとうまくいかない。開発チームならいいけど、研究部門の場合は結構むずかしいかもしれない。

2007年11月6日火曜日

ネガティブな日本のIT産業

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日本のSI産業が疲弊しきってて人気が無いらしい。
http://d.hatena.ne.jp/itoyosuke/20071101/1193932945

常々感じているけど、たしかにITの現場では正当に技術力が評価されているような気がしない。
この業界の将来を本当に考えるなら、もう少し仕組みを考えないといけない。営業が中間搾取して、質の低いシステムを作るのが目的じゃないはず。開発者の技術力が向上し、顧客は質の高いサービスを手に入れられるようなそんなまっとうな仕組みが無いと、結局は日本が海外に負けちゃうだけな気がする。それって結局長期的には、良くない結果に終わるんじゃないだろか。

自分としては、研究開発部門こそ、うまく業界全体が幸せになるような方向、少なくとも自分達だけでもわざわざ疲弊している競合と疲弊競争へ向かわないような方向へみんなを導くことをしないといけないんじゃないかと思う。

最近のオープンな世界の話は、まさにそれを救うかもしれない新しい仕組みなんじゃないかと思う。本当に良いものを評価したり、見つけたりしやすい世の中になりつつあるんだから、同じような仕組みが企業向けに働く人たちにもうまく適用できなかどうかを考えることは、意味があると思う。そして、意味があることには、なにかついて来るはず。今すぐビジネスとして見えてこなくても、あきらめずに続けることで大きなリターンがきっとあるはず。

明日からもがんばろうっと。